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スーパーやデパートで

有機野菜そのものからひろがって、有機農法やら有機JAS法やら、ちょっぴり話が難しくなってしまいましたね。でも、有機野菜がどういうものかをしっかりと確認していただきたいからこその寄り道でした。さて、ここからは実際に、どうすれば、美味しくて、無農薬で安心できる有機野菜を手に入れられるかをみていくことにしましょう。

手っ取り早く、いろいろな有機野菜の味を手軽に試せるのが、スーパーやデパートの生鮮食品売り場で購入するという方法です。

有機野菜が健康面から支持され、注目を集めはじめた当初は、購入するには、自然食品専門店に出向くか、専門の宅配業者に頼むという方法しかなく、まだまだ一部の関心の高い消費者だけのものでした。

しかし、食の安全性がさまざまな角度から問題になっている現代では、ごく普通の一般消費者も、有機野菜や無農薬野菜の表示に敏感になっています。

大手スーパーの中には、独自のルートで有機野菜や無農薬野菜を取り寄せて販売したり、プライベートブランドのひとつとして独自で栽培を手がける、といった取り組みで有機野菜を取り扱っているところもあります。

また、デパートの食品売り場では、以前から自然食品コーナーを設けているところも多いので、ぜひ、チェックしてみましょう。

こうした大手一般小売業の参入によって、「有機野菜=価格が高い」というイメージも薄らぎつつあります。

通常、栽培に手間とコストがかかる有機野菜は、農薬や化学肥料に頼ったこれまでの慣行農業で栽培された野菜に比べ、どうしても価格が高くなってしまいます。

しかし、以前の「高くてあたりまえ」というのではなく、一般野菜と同程度か1割~2割増し程度、有機野菜ビギナーが手に取りやすい価格設定を考え、「有機野菜」というこだわり商品を押し出していこうとする動きが、大手スーパー各社でみられます。

あるモニターアンケートの調査によると、「今後、有機野菜を購入したいか」という問いに対し、「できるだけ購入したい」「積極的に購入したい」という意見が3分の2以上を占める、という結果が出ており、有機野菜への関心の高さを物語っているといえるでしょう。